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2018-11

美術・美術教育について。

皆様こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。

今回は美術と美術教育の在り方について、私の考えをお話いたします。

そもそも美術というのは表現活動です。

昔の美術は、
神様の姿や肖像画などがメインでした。

今の美術は「自分の内面を表現する」
ことが非常に多くなりました。

表現の在り方としてはいい進化だと思います。

ただ、以前も書きましたが、
今の美術の世界は一部の人のものになりはじめ、
表現のすそ野は広がったけど、
先の細いマニアックな世界になっているようにも思います。

本来美術とは万人のためにあるべきだと私は思います。

今の美術界は、美術に関わっていない多くの人を遠ざけているようにも感じます。

ここで一つ質問です。

学校に美術の授業があるのはなぜだと思いますか?

答えは、
「生徒たちが自主的に課題に取り組み、
自分を表現して、その表現を通して生徒たちの自主性や個性を伸ばし、人格形成を助ける」
ためにあるのです。

私は教員免許を持っています。

美大では、絵画からデザイン、工芸、陶芸など、美術全般を一通り叩き込まれました。
私は彫刻学科に在籍していましたが、
美術教師が彫刻しかできないのでは話にならないからです。

教育実習にも行きました。

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教育実習での帰りのホームルームの時の写真です。

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私が持っている教員免許です。

美術の授業とは、もちろん生徒たちに作品を作ってもらうのですが、
そのために生徒たちが楽しんで取り組めるような課題を考えることも重要です。

美術が苦手で、しり込みしてしまうような生徒も取り込まなくてはなりません。

そこで生徒たちが思い思いに表現する。

同じ人は二人いないので、
生徒たちみんなの作品がすべて正解なのです。

学校は芸術家を育てるために美術の授業を設けているのではないのです。

学校においては授業という名目なので、
それぞれの作品に点数をつけますが、
点数を気にするより楽しめばいいのです。

楽しんで表現して、その姿を通して生徒たちを導く、
それが美術教育の在り方です。

そして教師の在り方というのは、
生徒たちの上にいなければいけないのはもちろんですが、
時に同じ目線に立ち、
共に泣き、笑い、成長していかなければなりません。

生徒たちも、上から目線だけでは心を開いてくれないからです。

もちろん厳しさも必要です。

威厳を見せることも必要です。

時に同じ目線に立ち、
時に指導するのが教師というものです。

ここまで書くとおわかりでしょうが、
世界中のすべての方が美術を楽しんでいいのです。

上手いか下手か、などは関係ありません。

皆様も、何か作ってみたり、
ギャラリーに足を運ぶなどして、
楽しんでみてはいかがでしょうか。

皆様の作る作品も正解なのです。

いつも支え応援してくださる皆様、
このブログをご覧いただいている皆様、
いつもいつもありがとうございます。

大変感謝しております。

追記
この記事は私個人の考えです。





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プロフィール

中島誠一郎

Author:中島誠一郎
うつ病、過敏性腸症候群、自律神経失調症、統合失調症、痛風を治療中の貧乏芸術家・中島誠一郎です。
武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒です。
以前は彫刻、今は写真CGで作品作っています。
「人間の純粋な心」をテーマに作品作っています。
よろしくお願い致します。
写真の参考価格は、四つ切(約25.4×30.5cm)サイズで、私の推奨の額装込で4万円です。
作品の価格、サイズ、発送方法等はメールフォームにてお気軽にお問い合わせ下さい。
ちなみにメールは見れない時がありますので、作品をご希望の方はコメント下さいませ。
[個展]
青い風(1999年・ガレリアラセン・写真)
静かな風と時の中で(2000年・ガレリアラセン・写真)
[グループ展]
環境野外彫刻展(1996年・国立市富士見台団地・作品が盗まれ、途中で出展中止・彫刻)
[ギャラリー企画展]
ガレリアラセンselect2000(2000年・ガレリアラセン・写真)

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